HIFUの出力と超音波について、どれくらいの周波数が効果があるのか?

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HIFUの周波数についてお客様から問い合わせがありましたので、こちらに記載させていただこうかと思います。

そもそも超音波について少し説明をしなければと思いますので、下記ご一読頂けますと幸いです。


超音波とは

そもそも超音波ってなんですか?というところなのですが、超音波というのは人間の耳に聞こえない周波数の音。の事を指します。

人間の耳に聞こえるのは20Hz〜20KHzと言われており、この周波数によって音の高さが決まります。

モスキート音というのを聞いたことありますでしょうか?17KHzの周波数帯の音になるのですが、人間の耳は成長と共に聞こえる周波数が変わってくるので、若者の深夜徘徊などの対策に使われる音ですね。あのキーンと言う音が17KHzです。

エコーなどの超音波検査機で使われるのが2MHz〜20MHzと言われるので、この辺りの音というのは基本的に聞こえることはありません。

イルカなどは300KHzの超音波で意思疎通や獲物の捕獲をしていると言われていますね。


HIFUの出力で効果があるのは?

HIFUも超音波を集約させることで熱を発生させるマシンですが、周波数については適切な出力のものがあるということが論文で書かれています。

東京大学博士過程の論文で下記のように書かれています。

http://gazo.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gakui/cgi-bin/gazo.cgi?no=122623

出力としては2〜4MHzの周波数が最も効果が高かったと書かれています。


当店のHIFUの出力について

当店のHIFUの出力は効果の高いとされている4MHzになります。

基本的に周波数が低い方が深い部分まで届くとされていますので、ボディ用のHIFUに関してはこちらの周波数が多く利用されていると思われます。


フェイシャル用のHIFUの出力は?

フェイシャル用ですと出力が若干変わってくるようで、

10MHz〜4MHzを使っている機械が多くなるようです。特に浅い部分への施術の場合は高い周波数のものを使うことが多いようですね。


超音波の指向性

あまりHIFUの周波数について問い合わせがあることも少ないのですが、ご参考までに書いてみました!

ちなみに超音波は媒体によって伝わる速さが変わってきます。

音は水中だと早く伝わるのを経験している方もいらっしゃるかと思いますが、空気中だと音速は340m/秒ですが、水中だと1500m/秒になります。

ちなみに真空中では超音波は伝わりません。

超音波は減衰するのですが、高い超音波ほど短い距離で減衰していきます。だから2〜4MHzの低めの超音波が効果が高いと言われているんですね。

ちなみにこれは媒体によっても変化していきます。気体<液体<固体の順で伝搬効率が高くなるので、個体などの場合だと遠くまで届かないということ。

均一な媒体では直進しますが、媒体が変わると反射したり屈折したりします。

書いているとかなりややこしいですね。均一の物体であれば直進するので、脂肪層ではなく筋肉などに当たってしまうと効果の無い施術になってしまうということです。

施術時には適切な脂肪層の厚みを計測することが大切になってくると思います。

当店では施術前に赤外線の皮下脂肪測定器を使って適切なカートリッジを選択し、施術を行っております。

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