こんにちは南條です(*^^*)
やっと桜が咲いてきましたね!!
お花見どこいこうかな~♪
さて、そろそろ薄着になっていく季節が近くなってきたということで、
ダイエットを意識する方が増えてきたきがします!
薄着になればなるほど余分な脂肪は隠せきれないですからね(泣)
今のうちから余分な脂肪とお別れしておきましょう!!
というわけで余分な脂肪とお別れするために、ダイエットをしていくわけですが
ダイエットをしていくことで身体の中でどんな働きをされているのでしょうか???
『脂肪ってどうやって出来て』・『どうやってなくなっているのか』
身体の中でなにが起きているのか理解することで
ダイエット中も細胞と一緒に諦めずに頑張れると思いますので是非お読み頂けると嬉しいです♪
そもそも私たちが口にしている『脂肪』とはなんでしょう??
健康面でも美容面でもよく耳にする脂肪ですが、人間の体内には4種類もの脂肪があるのはご存知でしたか?
『中性脂肪』・『脂肪酸』・『コレステロール』・『リン脂質』と言われるものが体内にあり、
中でももっとも身近な脂肪が『中性脂肪』で、体内の存在する脂肪の約9割近くを占めていると言われています。
(この中性脂肪が内臓まわりや、皮膚の下に付くことで「内臓脂肪」や「皮下脂肪」などとも呼ばれています。)
私たちがダイエットをして減らさなければならないものもこの『中性脂肪』なのです。
◯中性脂肪とは?
中性脂肪はグリセリン(体内の全ての細胞内で生成される化合物)と脂肪酸(食品中に含まれる脂質の主な成分)
と呼ばれる物質が結合してできていて、私たちの身体のエネルギーとなる成分になります。
また私達が食事によって摂取する糖質やタンパク質などの栄養分のうち、
すぐには使われずに貯蔵されるものでもあり、
体内では (皮下脂肪や内臓脂肪など)の中で貯蔵されていきます。
つまり私たちが食事から得る三大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)は全て最終的には中性脂肪となり、
私たちの活動エネルギーとして使われ、使われなかったものは貯蔵されるということです。
過度に使われず貯蔵されることで肥満につながってしまうのです。
●糖質は、肝臓や筋肉に蓄えられ、脳のエネルギーや、強度な運動のときにエネルギーとして消費されます。
肝臓に蓄え切れなかった余分な糖質は、中性脂肪に蓄えられます。
●脂質は、飽和脂肪酸は中性脂肪へ、不飽和脂肪酸はホルモン調整やコレステロール生成の材料へ。
●たんぱく質は、アミノ酸に分解され、各細胞の新陳代謝に利用されます。
余分なアミノ酸は、糖質に変化し、余分な糖質は中性脂肪に蓄えられます。
◯中性脂肪の役割とは?
中性脂肪の役割は大きく分けて3つ!
・中性脂肪は生活していくためのエネルギー源
私たちの身体のエネルギーとなる成分とお話しましたが、
具体的には中性脂肪1gは9kcalに相当し、それが燃焼されてエネルギーになります。
私たちが普段無意識に行う歩行などの動作、さらには呼吸や消化などの基礎代謝のすべてが、
中性脂肪をエネルギー源として行われているのです。
また必要なエネルギー源(食事から摂る糖質・タンパク質・脂質)が足りない時にも、
一時的に貯蔵されている中性脂肪をエネルギー源として活動します。
・中性脂肪は体内温度を維持
中性脂肪には体温維持効果があると言われています。
これは、中性脂肪が皮下脂肪として蓄えた際に保温材としての役割も果たすためです。
皮下脂肪は肥満のイメージがあるかもしれませんが、それは過剰さが問題であって適度な皮下脂肪が蓄えられていないと
私たちはスムーズな体温調整が難しくなてしまいます。
・中性脂肪は臓器を守る
中性脂肪は各臓器の外部からの衝撃を守る役割を持っています。
内蔵などの体内の重要な器官などの衝撃を守る働きをします。
私たちが何かに少しぶつかっても「痛い」ですむのは中性脂肪のおかげなのです
過剰についた中性脂肪をダイエットで落として行きたいところですが、
まずはなぜ中性脂肪が蓄えられたのかを理解していきましょう!!
・中性脂肪には「小腸」から合成されているものと、「肝臓」から合成されているものがあります。
中性脂肪は「脂質」だけでなく、
「糖質」「たんぱく質」からも体内で中性脂肪と蓄えられるとお話ししましたよね!
では、それぞれどのような仕組みで吸収されていくのでしょうか??
〇脂質から中性脂肪へ
私たちはものを食べるとまずは胃に送り込まれて「小腸」にたどり着きます。
この小腸で、まず中性脂肪が合成されていきます。
食事により体内に取り込まれた脂質は、
十二指腸(胃と小腸をつなぐ小腸の一部)から分泌される脂肪分解酵素(リパーゼ)の働きによって、
脂肪酸とグリセリンに分解されます。
分解された脂肪酸とグリセリンは小腸に吸収され、小腸壁でまた中性脂肪に合成されます。
そして血液に乗って全身の脂肪組織へと運ばれ、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積されるのです。
〇糖質から中性脂肪へ
食事により体内に取り込まれた糖質は、胃や腸で分解され「ブドウ糖」になります。
ブドウ糖は肝臓から血液中に流され、全身の細胞へと運ばれ、
私たちが活動するためのエネルギー源として使われていきます。
体を動かしたり、脳を使ったりすることでブドウ糖をエネルギーとして使われていくのですが
使われずに余ってしまったものは、
再び肝臓で遊離脂肪酸(脂肪細胞内にたくわえられた中性脂肪が分解されて血液中に放出されたもの)と結合して
中性脂肪となり体内の脂肪細胞に蓄えられていきます。
〇タンパク質から中性脂肪へ
タンパク質は直接、中性脂肪に代わるのではなく、一旦アミノ酸に分解されます。
このアミノ酸が糖質となり、肝臓におくりこまれ中性脂肪になります。
ただアミノ酸はエネルギー源というよりかは、筋肉、骨、髪、臓器など体を作ることに使われるので、
中性脂肪になる割合はそんなに多くないといわれています。
このように中性脂肪は活動エネルギーとして使われ、
使わずに余ったものは脂肪細胞に貯蔵され、使われる時を待ちます。
そして使われる時が来た時、再び脂肪酸とグリセリンに分解され、
「遊離脂肪酸」として体内の必要とされる部位に運ばれていきます。
この時、余分になってしまった「遊離脂肪酸」は肝臓へ送られ、また中性脂肪へと合成されます。
「脂質」・「糖質」・「タンパク質」は三大栄養素ですが、過度に食べ過ぎたり、運動不足になってしまうと
エネルギーが余ってしまって中性脂肪として蓄えられてしまいます。
中でも注意すべきは「脂質」・「糖質」の摂りすぎです。
中性脂肪を減らしていきたいのであれば摂取をなるべく控えましょう!
<その他の『脂肪酸』・『コレステロール』・『リン脂質』にはというと、、、>
◯『脂肪酸』
脂肪酸は、中性脂肪を構成する原料です。
食品中に含まれる脂質の主な成分で、人間が生きていくために活動する必要なエネルギーです。
脂肪酸は、
分けられることができ、食品には各種の脂肪酸がそれぞれ異なった割合で含まれています。
・・・動物性食品(肉や乳製品など)に多く含まれている脂肪酸です。
酸化しにくいという特徴があり、体内の活性酸素により脂肪が過酸化脂質に変化する恐れはありませんが、
摂り過ぎは、悪玉コレステロールや中性脂肪を増やし、動脈硬化をまねく原因のひとつになります。
摂らな過ぎも、血管をもろくしたり脳出血の恐れもあるそうです。
・・・主に植物性油脂(オリーブ油や椿油)に多く含まれるオレイン酸が代表的です。
オレイン酸は、酸化されにくいことや、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを減らさない性質を持っているため
動脈硬化や心疾患をまねきにくい油の成分として知られています。
いいコトだらけだからといって摂り過ぎては肥満の原因にもなるので気をつけましょう!
・・・体の中でつくれないため食べ物からとらなければならない必須脂肪酸と呼ばれ、
主に魚に多く含まれています。脳の発達や機能に関与したり、血液をさらさらにしたりするDHA、EPAなどがあります。
脂肪酸は種類により働きも物質としての安定度も違うため、さまざまな脂肪酸をバランス良く摂ることが大切です。
厚生労働省ではS:M:P=3:4:3でとることをすすめられています。
◯『コレステロール』・『リン脂質』
『コレステロール』・『リン脂質』は、体の細胞膜の構成をしたり・性ホルモンを作る原料です。
コレステロールは悪者のイメージがありますが、コレステロールもリン脂質も私たちが生きていく中で必要な成分なのです。
<最後に>
長々と書いてしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
こうやって調べていると人間の身体の中ってすごいなと改めて思いますね(笑)
何事も過度は禁物ですね!
脂質も糖質もたんぱく質も生きていく中で摂取していかなければならないですが、
食べ過ぎ、運動不足は、中性脂肪を蓄えってしまうってことですね!
すでに貯蔵されている脂肪を落とすためにも、
ダイエットで食事制限と適度な運動が必要なのはこのことからなんですよね!
運動してるときは今身体の中で脂肪細胞が分解されて、体の中の分解酵素が頑張ってるんだなと思うと、
モチベーションになりますね♬
By setojinn
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