こんにちは小田です、今日は本当に寒いですね!
東京では52年振りの積雪で、交通機関も乱れているようですのでどうぞお気をつけてご来店下さい。
さて、先日お客様に教えて頂いた映画『あまくない砂糖の話 THAT SUGAR FILM』というのを観ましたので、こちらに感想を記載させて頂ければと思います。
オーストラリアでドキュメンタリー部門の映画史上No,1の興行収入を記録した映画。
もともと自然派食品を好んで摂取している俳優デイモン・ガモーが実際にオーストラリア人の平均的な糖質摂取量の食事を摂るようにしたらどうなったか?という変化を記録している映画です。
オーストラリア人の平均的な糖質摂取量、スプーン40杯分を2ヶ月摂取する。
映画を見ていると本当にそんなに摂取しているのか?と首を傾けたくなる量ですが、加工食品に入っている砂糖の量を換算するとそれくらい摂っているみたいです。
確かに糖質というと何にでも入っているんですよね、スーパーから糖質が入っているものを無くすと8割の食品が棚から消える程にあらゆるところで糖質は使われています。
ちなみに記録されている映像ではカロリー摂取量は変わらないのに2ヶ月で+6キロ程体重が増えていました。それも内蔵脂肪が多量に。当然男性の方が内蔵脂肪がつきやすいのですが、血糖値の急激な上昇による影響だと思います。
映画ではオーストラリアからアメリカへ行き、そこでの生活も記録されています。アメリカではジャンクフードが多数あり、オーストラリアより簡単に糖質を摂ることが出来る環境があるというところにも注目ですね。
『ここで生まれ育ったら選択肢は無いんだ』という言葉もなんだか悲しいものです。
左が実験前、右が実験後、+6キロと腹部は10センチ以上増加していたようです。
コーン、とうもろこしですが一般的に食べられるものとは別で加工用のコーンというものがあります。
実はこのコーン、アメリカの作付面積の30%がコーンと言われています。そしてコーンは政府の政策で大量の補助金が投入されているので、実際に作るより買った方が安い。種子製造会社や農薬会社の成果なのですが、このコーンは色んなところに利用されていて、加工食品に入っている糖質もほぼほぼコーンが主原料になると思っていいと思います。
安いコーンから取れた糖質を使って様々な食品や甘味料が作られているんです。その他にも家畜の飼料にコーンは使われています。牛なんかはもともと牧草を食べるように進化してきていますが、コーンの方が安い。更に太りやすいということもあって安い牛肉などを大量に生産するにはとても重宝されているんです。
ちょっと衝撃を受けたのがこちらの画像
アメリカのCAFOという集中家畜飼養施設の空撮画像ですが、この小さな点1つ1つが牛なんです。何頭いるのか想像も出来ませんが。これだけ大規模にやっているので安い食肉牛が手に入るんですね。当然その恩恵を私達も受けてはいるのですが。
映画でもさまざまな目線で描かれていますが、決して糖質が悪いわけではありません。
そもそも主演のデイモン・ガミーさんも普段の食事では加工食品を食べないだけで自然に手に入る食品を中心に食べていただけなので。
砂糖は元々とても貴重な栄養源でしたので、人間の身体は摂取したものをきちんと使おうとしているだけなのです。
人類の歴史上これほど安定的に糖質が摂れるようになったのはここ数十年の話であり、大切な栄養素を蓄えるようにプログラムされているのが脂肪として蓄積する機能を備えるようになり。ただ、単純に摂取量が多いというだけの話。
至福点なんて聞いた事無かったですが、これは加工食品に含まれる糖質の量を増やせば増やすほど売上が伸びる、だがある一定のポイントを超えて糖質を加えると売上が下がるという点らしいです。
うちも企業なので当然ですが利益の最大化を目指すようにしていますので、この点は納得出来ます。ただ、あまりにもそういった商品が溢れすぎているのが難点なんでしょうね。
市場に溢れている糖質ですが、やはりご自身で取捨選択して頂き健康的な食事を摂ることを心がけるのがダイエットには最も大切です。当店ではLINEを使った食事制限なども実施していますので、高い結果を出すことに注力していますので、減量で悩まれている方などはお問い合わせ下さい。
By setojinn
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